- 2009-05-05 (火) 1:44
- Web/情報科学
http://gihyo.jp/dev/clip/01/orangenews/vol50/0007
書籍の本来の目的やそのライフサイクルを考えれば、この試みは素晴らしいと思う。
書籍というのは「あるテーマに基づいた情報の編集と考察をまとめた、ある時点でのスナップショット」だと考える。その編集結果は、ニュースよりももっとタイムスパンが長く、ブログよりも広く深く掘り下げられている場合の方が多い。
もしネットが脳神経を模倣するまでに人々の思考が集約され、それを分析する機能をGoogleとかが持つに至ったならまた状況は変わるかもしれないけど、今のところそこまでに至ってない。なので、まだごく少数の人が編集し、考察し、ある時点での結論づけをする状況に変化はないだろうけど、同じテーマに関心がある人達のコミュニティを形成することで、情報の精度を上げる効果がありそうだ。より深く、より広く、より正確に、より洗練された情報に更新し続けられそうな予感も・・・。
とはいえ、これをビジネスに結び付けることができなければ、この試みというか、書籍というメディアを次のステージに引き上げるのはちょっと難しいかもしれない。
結局、人の活動は経済活動がベースになっているわけで、スタートレックのように永久エネルギーと完全リサイクルによる貧困の撲滅がなされない限り、純粋な知的活動なんてあり得ないわけだが・・・。
・・・って、元記事では「書籍というメディアの次のステージ」ではなく「出版の未来」と言っている点に注意。
要するに、Webメディアで有効活用できる「アクセスログ」に類する情報を書籍の世界に持ってくることで、出版というビジネスで有効活用しようという動きがあるよ、という話。
ま、SF小僧の妄想は置いといて(笑)ビジネスはビジネスでやっぱ面白い。
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