- 2011-04-10 (日) 0:11
- 日々の出来事
昔、友人から言われたことがあった。死ぬ気で頑張ってる時に頑張れって言われると、むしろ辛くなる。そういう時は「腐るな」って言われた方が楽。って。
確かにそうかも知れない。納得したので、それ以後は頑張れって言葉を使う時は結構考えるようになったっけ。要するに、今よりも上を目指せって言葉はキツイから、今より下がらないように踏ん張れっていう方が気持ち的には楽なんだろうと思う。
本当に助けたいと思っている人に対しては、対岸から言葉を書けているだけではダメ。同じ地面に立って初めてその人を助ける事ができると思う。愛する人が被災者だったら、同じ場所に行って困難に打ち勝たなければ。そういう意味では、芸能人が頑張れ頑張れ言ってる今のCMとかは微妙なんだろうと思う。言ってるだけだから。言うことだけで力を及ぼせる有名人はそれはそうした方が良いかも知れない。でもそれで救われない人も大勢いる。言っただけで助けた気にならないこと。それが大切だ。
他の言葉を考えつかなかった業界の人たちには残念でならないが。今のCMは「一つになろうニッポン」とか芸能人が言ってるけど、どういう意味なのか本気で理解できないんだよな。被災地の人はこれ見て元気が出るんだろうか?
阪神淡路の時も大変だったと思うけど、今回の震災は比較にならない規模という話だ。つまり、あらゆる面で時間がかかるって事だと思う。スタートダッシュで頑張れ頑張れ言ってて、途中から息切れしてもう大丈夫だろ、なんて思ってしまったら最悪だ。日本はもう敗戦後と同じ状態になってしまったと思った方が良いのではないか。元々狭い国土がこの状況では、震災にあったのが東北地方だけだったとしても、世界から見れば日本全体が被災地になっているのと同レベルの規模。
阪神淡路でさえ何年もかかったと言うことは、何十年もかかるということなんだろう。そうなってくると、もう「復興」という活動を常態化するしかない。自分も少しは寄付をしているが、それが当たり前の状況、東日本以外の地域で寄付をしたりエネルギーを東日本に回したりするのが日本全国民の当たり前の行動になるくらいの状態に、いかに早く持って行くか。それが大事なのではなかろうか。
駅前で「募金にご協力をお願いします!」なんて言ってる場合じゃなくて、そんなコトしなくても常設の募金箱があって、そこに入れたお金がどう動いてちゃんと復興に使われていると言うことを、追跡できるくらいのシステムがあれば、募金だって普通にするんじゃないか。
日本人が募金しないのは、募金してもピンハネしてる奴がいる、とか、そういう部分で信用できない社会になっちゃってるところが多分にあると思うんだよな。実際自分もそういう目で社会を見てるから。お上に袖の下渡してお主も悪よのうとか言う陳腐な台詞が、時代劇の世界ではなく現実に起こっているのが、時々ニュースで見られるだけでもそれが氷山の一角なんだろうと思うし。政府や官僚と言った国の上の方に行けば行くほど、私利私欲にまみれた人が国を動かしてるんだろうと考えてしまうんだよな・・・。
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